フロントウィンドの割れ補修

皆さんも飛び石等でフロントガラスにヒビが入ってしまったことがあると思います。
そんな時、普通に店に出し修理を行うと約2万円かかってしまいます。
ましてやフロントウィンドの交換では約10万円のお金が飛んでしまいます。
そんな時、ヒビの進行さえ抑えてしまえばお金が貯まったときに交換するという手が使えてしまいます。
しかも、ヒビの範囲が小さいとそのまま使ってもししょうがないくらいになってしまいます。
今回は私のもう1台の車、GDBインプレッサですがガラスの修理を行いたいと思います。

そんなときに必要なものはこちらの修理キットです。
こちらの商品ですと約3000円で修理できてしまいます。

こちらがそのヒビです。
左が外から見たヒビで右が中から見たヒビです。
牛目(ブルズアイ)と星型(スターブレイク)のものが合わさった割れになっています。

傷の周りのホコリを綺麗にふき取り石が当たった部分の小さなガラスの破片を取り去ります。
次に付属の注射器みたいなものを立て丹念にヒビ内の空気を抜きます。
こちらの作業自体で大体20分程かかります。

ヒビ内の空気を完全に抜きましたら次に付属のプラスチック板を傷の上にかぶせます。
こちらの樹脂自体は空気に触れていると乾燥しないそうです。
左が表からフィルムを見た写真、右が裏から見た写真です。

硬化したあとの状態です。
こちらも同じく左が外、右が車内です。
この硬化した樹脂を最後にカミソリの刃を使用し綺麗にガラスからはがします。
ヒビの上に関してはガラスと同一面になるように慎重に削り取ってください。

こちらが完成した状態です。ほとんど分からなくなりましたが良く見るとヒビの跡があります。
車検などには問題ないでしょうがもし車を手放すときの査定には響くことでしょう。

傷の進行を止めることが出来たのでこの状態で良しとしましょう。
ただ、感想としては亀裂(スターブレイク)が入っている傷に対しては補修が難しいと言うことです。
牛目などの割れでは殆ど気が付かないようになるのですが・・・。
私の車では牛目は見えませんが星の部分の屈折率が違うような・・・。
しかし、ほぼ完璧に見えなくなっているのが分かりますよね。

この修理で注意しなければならないのは一度自分で補修してしまうと店に持っていっても引き受けてくれなくなりますので良く考えて修理を行いましょう。
その理由としては傷内に樹脂が入り込んでいるため再度樹脂を充填しようとしても入らないということです。

まぁ、傷の進行を止めている間にフロントウィンドウ代を貯めておけば何も問題ないのですが。



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